800年前南米からポリネシアの島々に渡海

今日の新聞の記事のタイトルである。

南太平洋のポリネシアの最東部に位置するマルケサス諸島、バリサー諸島、マンガレバ諸島、そしてチリ領であるイースター島は元々ポリネシア人が住んでいたが南米とも近いために、南米の人々も渡海し、住民はこれらの人々の混血であることが予想される。

米スタンフォード大学などの国際研究グループは遺伝情報を使ってこの予想を確認した。研究グループはポリネシアの17の島々の人々、そして南米の太平洋沿岸の人々の合計807人のゲノム情報を解析した。

ポリネシアの東部の人々には南米の血が入っていることが分った由。つまり南米先住民がこれら東部の島々に渡海し、ポリネシア人と混血をなしたという訳である。渡海の時期はイースター島が西暦1380年ごろと最も最近で他の島々の西暦1200年ごろと推定されている。これらの島々に渡海した南米先住民はコロンビアkらエクアドルに住んでいた人々であったとみられている。

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