Ash(灰)ではなくて、Ash tree(学名fraxinus excesior)である。様々な薬効で知られた「トネリコ」のことである。画像はここ。
“Leaves”では
様々な癒しの効果で知られている。英国の民話では、病気のこともにスプーン一杯の樹液はどんな慢性病でも有効で、赤ちゃんにはこの林のなかを通すと同じ効果が得られる。ヴァイキングは「ashの神」(世界の木、または”Yggdrasil”)は一本のashの木であると考えていた。その根は地底の世界に通じ、枝は天上に達した。伝説によれば、オーディン(Odin)神はこの木に九日間ぶら下がっていた。この試練の究極の目的はルーン文字体系を創造するための聡明さと知恵を得ることであった。この木はキツツキ、フクロウ、ゴジュウカラ(などの多くの種にとって完璧な野性の営巣場所である。
この木に似たものに「南天(ナンテン)」がある。中国名では「南天燭」という。南の空にある灯火という意味である。赤い実であることを考えるとサソリ座のアンターレスのことか?