アウトラインのみで馬の特徴を巧みに表現してあり感心する。
五歳のころより彼の言によれば「ものの形を素描することに夢中であった。」三万点以上の作品がある。後年彼は自分のことを「画狂老人」と言った。
臨終の言:
「翁死に臨み、大息し天我をして十年の命を長ふせしめバといひ、暫くして更に謂て曰く、天我をして五年の命を保たしめバ、真正の画工となるを得べしと、言吃りて死す。」
Horse Museumのクレディトによれば、この「馬の素描」はシアトルの美術館にある。
かれは馬を含め多くに動物を描いている。それらはここで見られる。