菅原道真と屈原

この二人には共通点がおおい。歌人や詩人であったが当時の政治に深く関与し、二人とも政治的に対立する勢力の陰謀によって左遷・追放された。しかも亡くなった後に怨霊になった点も共通している。菅原道真はその怨霊を鎮めるために天満宮にまつられ、屈原が自殺した五月五日にはその死を悼んで人々は竹筒に米を入れて水に流した。

屈原は中国戦国時代(起源前300年ごろ)の人であり、菅原道真は十世紀の人であり、千年以上も離れているがひとは同じようなことを繰り返すものだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です