ロバの家畜化7000年前か:背景にサハラ砂漠乾燥化

今朝の新聞の記事のタイトルである。

ウマ属にはウマ(Equus)、シマウマ(Equus Zebra)、野生ロバ(Equus hemionus hemionus)からなっているが。野生ロバが家畜化されたものがロバ(英語:Donkey)である。この家畜化の開始の時代と起源に関わる問題である。

家畜ロバは約7000年前にアフリカ東部で飼いならされた可能性が分かったという記事である。サハラ砂漠の乾燥化が進んだ結果である。

家畜ロバは4000年前ごろユーラシア大陸に拡散。その後中央アジアや東アジアにも独立性の高い集団が発生した。また逆に各地のロバがアフリカに流入した経緯もあった。

ラバはローマ帝国が繁栄した時期に軍事用に雄のロバと雌のウマとの交配でできたものであることも判明した。