初午:国分町馬市にぎわう

今朝の河北新報の「故事祭菜」(菅野正道さん)の記事のタイトルである。

かつて仙台藩領は日本屈指の馬産地だった。

仙台城下で馬市が開かれた場所が城下の中心に位置する国分町だった。江戸中期の資料では毎年3月上旬から4月中旬まで行われたという記録がある。国分町は元々仙台城の東に位置する国分寺の門前町だったものを政宗が城下内に移してきた町人町だった由。馬市は国分寺門前町の時代から開かれていたが、城下に移っても継続された。

馬市当時の国分町も今の国分町も東北随一の人の集まる場所で多くの金が動くところが共通だ。

それにしても現在の国分町に馬市の面影が残ってるのだろうか?国分寺門前町には今の木ノ下駒という民芸品が残っている。