約5000万年前に地球が急激に温暖化したが、生き物はどうこれに対処したか。
こんな問題に対する新事実が発見された。新聞によれば、米フロリダ大学の研究チームは当時の馬の化石からこの時代の馬の生き方を再現してみた。
この温暖化の時期は温暖化極大期(PETM)とよばれ、大気中のCO2が、地球上の火山活動の活発化によって増加して温暖化が急激になった。この時期の馬の化石は極めて小型で、体重にして3.9キロしかないことがわかった。
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一般に温度の高い環境では動物は小型化する。これは「ベルグマン法則」というが、今回に発見もその実例である。