150万キロ先の観測地点到達:NASA次世代宇宙望遠鏡

今朝の新聞記事のタイトルである。

ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が地球から150万キロ離れた観測地点に到達したというニュースである。この距離は地球・月間距離の4倍になり、観測地点は太陽・地球を延長したL2点の呼ばれるところである。望遠鏡は常にこの地点にあるので太陽及び地球は常に望遠鏡の背後にある。宇宙から来る赤外線で宇宙を観測したいのでその強い雑音源となる太陽や地球の影響を抑えるこができる。

JWSTの反射鏡主鏡の口径は約6.5mに達する。これはHST(口径2.4m)の2.5倍で、面積は7倍以上にもなる。この点から、HSTをしのぐ非常に高い観測性能が期待されている。このような大きな反射鏡は一枚鏡では無理で、18の分割鏡で構成されている。これから分割鏡の組み立てと調整が行われるという。赤外線は可視光と比較して波長が長いので鏡の面精度は多少劣っていてもよい。分割鏡の出番である。

今年の4月ごろから本格的な観測データが得られるようになる。

 

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