日本では殆んどないがヨーロッパを中心に後期旧石器時代(5万年から1万年まえ)に洞窟に動物壁画を描くことが盛んになった。
以下は著名な壁画のある洞窟の例である。
- ラスコー洞窟 – フランス
- ラ・マルシュ洞窟– リュサック・レ・シャトー近郊、フランス
- ショーヴェ洞窟 – バロン・ポン・ダルク近郊、フランス
- アルタミラ洞窟 – カンタブリア州サンティジャーナ・デル・マル近郊、スペイン
- コスケール洞窟 – マルセイユ近郊にある入り口が海面下にある洞窟、フランス
- レ・トロワ・フレール洞窟 – ピレネー山麓にある洞窟、フランス
- フォン・ド・ゴーム洞窟– フランス
以前、このブログでもとりあげたがペック・メルルの動物壁画はネアンデルタール人が描いたものかもしれないと話題になった。
また、描かれた動物の中でウマが最重要なテーマとして扱われているという話題もある。これも印象的な馬である。
このような動物壁画は現在4700枚程度知られてきており、そのデータベース化が行われている。