弁(わきま)える:「辨」、「辯」、「瓣」

これも今朝の新聞にあった記事である。

最近、問題になっている言葉に「弁(わきま)える」がある。その「弁」という漢字の意味である。

「弁」という漢字は元々あった「辨」、「辯」、「瓣」という漢字を一つに纏めた結果生まれた漢字である由。従っておおよそ三つの意味がある。

弁=「瓣」:「はなびら」のこと。花弁。英語の「バルブ」がはなびらに似ていたことから、「調節弁」と訳された。

弁=「辯」:「いいあらそう」で「弁解」。「話す」という意味で「答弁」。「関西弁」という使い道もある。

弁=「辨」:「わける」という意味で「弁別」。「こころえる」という意味で「わきまえる」が出てくる。

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