内方姿勢と隅角(ぐうかく)通過

乗馬の話題である。

馬場レッソンで隅角(ぐうかく)通過の課題がある。

長方形の馬場の四隅を直径6メートルの4分1の弧を描くように馬を進ませる課題である。このとき馬に内方姿勢を取らせて曲がらなければならない。だから隅角(ぐうかく)通過は馬に内方姿勢を求めるよい機会である。これには乗り手の手綱操作だけでなく乗り手のバランスのとり方が必要となる。しかし、多くに見られる間違いは隅角(ぐうかく)通過を深く入りたいために、内方姿勢を放棄して馬を外に向けてしかも乗り手のバランスも崩れてしまう乗り方をしてしまうことである。

レッスンでは
①隅角(ぐうかく)周辺にある蹄跡は予め消しておく。馬は異常に蹄跡に固執するので、隅角周辺の蹄跡はレッスンの邪魔になる。
②隅角に予めブロックをおき、通過の目安とする。馬も乗り手も無理しないで済み、内方姿勢を維持しやすい。

どうしてこのようなことを書いたか。
バウンドの大きな駈歩をする馬に乗っていると乗り手の尻が突き上げられ鞍に「ドスン」と落ちる乗り方になってしまう。これを解決する方法を考えていた。

バウンドの大きな駈歩をする馬に乗るときの上の問題の究極の解決方法は「その馬にハミ受けをさせて乗る」というコメントにであった。これだと思った。確かにハミ受けのできた馬の揺れはすごく小さい。ハミ受けと内方姿勢は繋がっている。だから内方姿勢の徹底が必要である。隅角通過、輪乗り、駈歩発進で内方姿勢を徹底する必要がある所以である。

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