ウマはホース(15):シャギャ・アラブ

今回はオーストリア・ハンガリー帝国時代のハンガリーで飼育されていたシャギャ・アラブ(Shagya Arab)である。画像はここ

この時代にハンガリーの最大の繁殖牧場で飼育されていたウマの中で最も著名なウマがシャギャ・アラブである。このウマは類稀なハンガリーの軽騎兵の乗用馬の質と量とも負っていた。現生のシャギャ・アラブはその祖先と同じ実用であるが、騎乗ばかりでなく引きウマとしても使われている。

シャギャ・アラブの生産の中心地は1789年の創設されたバボルナ繁殖牧場であった。1816以降は純粋な「砂漠」のアラブ種の生産に傾いており、「アラブ種競馬」の半血種の生産が増加した。これらのウマはスペイン種、ハンガリー種およびサラブレッドの系統をひく牡ウマと卓越したアラブ種の牝ウマの交配によったものであり、その基礎になった牡ウマの名前シャギャの名前を引き継いだ。

シャギャは体型も性質もアラブ種であるが現生のアラブ種より大きい。き甲がより顕著で強力な肩はより傾斜している。アラブ種では後肢がよく批判の対象になるが、シャギャにおいては概ね正常である。

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