アスラと阿修羅(あしゅら)

古代インドのヒンドゥー教の神々(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)に対抗する魔神がアスラである。この魔神が仏教の中にはいり音写されて阿修羅(あしゅら)となった。

興福寺の阿修羅像は有名」である。

ヒンドゥー教の神々がインドに侵入したアーリア人の伝統からくるものであるとすると、このアスラはアーリア人に抵抗した人々を表わしているのかもしれない。