通常のディジタル・カメラの撮像素子の大きさは大きくても35mmフィルム一コマ(35mmX24mm)の大きさだが、このディジタル・カメラの撮像素子の大きさは実に400mmX400mmの大きさがある。画像はここ。
このカメラは天体望遠鏡のために特別に製作されたものである。これはPanoramic Survey Telescope and Rapid Response System (Pan-STARRS)と呼ばれたプロジェクトで三台の望遠鏡のために使う。このプロジェクトは地球に接近してくる小惑星を探すもので、定期的(月に三回)に全天をサーベイして移動天体を見つける。この計画では従来の検出限界の100倍も暗い小惑星を検出するとしていて直径300mより大きな小惑星が検出できるとしている。