「学問は尻(しり)からぬけるほたる哉」
蕪村句集の夏の部になかに見つけた一句である。なぜ「ほたる」なのかは注に「車胤聚蛍」の故事によるとある。「ほたるの光、窓の雪」の意味で、苦学することである。
句の意味は「学問はなかなか身につかないこと。」
「学問は尻(しり)からぬけるほたる哉」
蕪村句集の夏の部になかに見つけた一句である。なぜ「ほたる」なのかは注に「車胤聚蛍」の故事によるとある。「ほたるの光、窓の雪」の意味で、苦学することである。
句の意味は「学問はなかなか身につかないこと。」
「扉が開いてから席をお立ち願います」
これは今朝乗った市バスの中にあった掲示である。この掲示の下に英訳がある:
“Remain seated until bus doors open.”
どちらも同じようなことを言っているが、少しニュアンスがあるように思える。
日本語は扉が開いたときの指示になっているのに対して、英文は扉が開くまでの指示になっている。
英文を日本語にすると
「バスの扉が開くまで着席していてください。」
元の日本語に比べ指示が間接的になったことがわかる。元の日本語の掲示は英文より直接的な表現になっている。
最近ではプリンタもネットワーク上にあるものを使っている。複合機であればスキャナーもネットワーク上にある。そのようなスキャナーを使うときにはスキャナーに原稿をセットしてPCのスキャナー操作プログラムを実行することになる。よくあるケースではセットした原稿が厚くてスキャナーカバーを手で押さえておかなければならない。さてどうする?
筆者の使っているEpsonの複合機ではこのような状況をスマートに解決する仕掛けを持っている。それがEpsonEventManagerである。
これで所期の目的は達成。
しかしスキャナーを使う機会はそう多くはない。デーモンはさしあたり停止しておく。
「スコットランドの聖なる石」(小林章夫署)の中でスコットランド人気質の挿話としての以下ような話を紹介している:
英語辞書を編纂した18世紀の文人サミュエル・ジョンソン(Samuel Johnson)はOats(燕麦)の項目を定義した後に次のような感想を追加した。
「イングランドでは馬が食べるが、スコットランドでは人が食べる。」
A grain which in England is generally given to horses, but in Scotland supports the people.
スコットランド人を少し見下したこの感想に対して、彼の弟子でスコットランドの名家の出であったジェームズ・ボズウェル(James Boswell)は
「だからイングランドでは馬がすぐれ、スコットランドでは人間がすぐれている」
Which is why England is known for its horses
and Scotland for its men.
と切り返した。
この切り返しが優れている。やっぱりスコットランド人だ。
今回は「沈黙の戦士」(Silent Warrior)をとりあげる.。
音声はここにある。
Long ago, for many years White men came in the name of GOD They took their land, they took their lives A new age has just begun
1.”thier”は先住民たち、”They”は白人たち。
They lost thier GODS, they lost their smile They cried for help for the last time Liberty was turning into chains But all the white men said That's the cross of changes
2.”That’s the cross of changes”は「変化に伴う受難(痛み)」。
In the name of GOD - The fight for gold These were the changes Tell me - is it right - In the name of GOD These kind of changes?
3.告発。
They tried to fight for liberty Without a chance in hell, they gave up White men won in the name of GOD With the cross as alibi
4.”With the cross as alibi”は「神の名の下に」を示す口実のために十字架を持って。
There's no GOD who ever tried To change the world in this way But for the ones who abuse his name There'll be no chance to escape On judgement day
5.神の名を汚すものは審判の日には逃れることはできない。
白人の植民地支配を告発した歌詞である。
もう1つEnigmaの”Return to Innocence”を見てみよう。
オフィシャルヴィデオはここにある。また歌詞全文はここで見れる。
曲のタイトルは「無垢への回帰」。
歌詞は大変に直である。
If you want, then start to laugh If you must, then start to cry
笑いたいときには笑えばよい、そして必要なときは泣けばよい、
That's not the beginning of the end That's the return to yourself The return to innocence
それは終末への始まりではない。それはあなた自身へ戻ることである。つまりそれが無垢なあなたに戻ることだ。
歌詞は大変に直で明解である。
Enigmaを聴いている。あまり歌詞の内容を気にしないで聴いていたが、この”The Rivers of Belief”は気にして聴いてみた。
enigmaによるオフィシャルヴィデオはここにある。
歌詞は:
If you believe in light It's because of obscurity If you believe in joy It's because of sadness And if you believe in God It's because of the devil
Take me back To the rivers of belief Take me back To the rivers of belief, my friend
ここの”Belief”は「信念」というより「信仰」の意味だと思う。
I look inside my heart I look inside my soul I promise you I will return
ここは特に指摘することはない。
And when the Lamb opened the seventh seal Silence covered the sky
ここは新約聖書「ヨハネの黙示録」からの引用である。聖書日本語訳(p.461)には
「小羊が第七の封印を開いたとき、天は半時間ほど沈黙に包まれた。」
Take me back To the rivers of belief Take me back< To the rivers of belief, my friend
繰り返しである。
I look inside my heart I look inside my soul I'm reaching out for you Let's hope one day We'll rest in peace On my rivers of belief
結論である。
こうしてみると信仰に戻ることで平安な日に戻れるとし、いつの日かそうなることを約束している。そんな内容である。曲の全体的な印象とかなり違った歌詞だなと思う。
Alois Podhajskyの”The Complete Training of Horse and Rider”を読んでいたら上のような言葉に出会った。乗馬時の乗り手の騎座の在り方を解説したものである。
乗り手の座骨ー膝ー足の付け根を頂点とする三角形でこれが「騎座の三角形」である。乗り手はこの三角形が鞍の側面に過不足なく収まるような姿勢で乗ること説いている。