「歌舞伎ハンドブック」(三省堂)を見ていたら、
悲劇の英雄義経が登場する歌舞伎が三本もあった。
12世紀にジュリアン歴が導入される以前にアイルランドは独特の暦法を持っていた。
<星のオッド>と仇名がある農奴の歴研究から、一年を52週とするもので一年が364日であった。10世紀になると、この一年では短すぎるので、7年ごとに夏に閏週を1つ入れた暦法である。
「サガとエッタの世界ーアイスランドの歴史と文化」(山室静著)より。
仙台・秋保の秋保神社の西並びにカフェがオープンした。それがGreen Shootsである。
Tom:「この紅茶にはジンジャが入っています」
客:「神社?」
この会話は楽しかった。
このカフェのオーナはオーストラリアから来たデンマーク人のTomさんと日本人の奥さん。各種のサンドイッチがメニュの基本で仙台では珍しい。
立ち寄った日はミートボールや赤キャベツの入った温かいサンドイッチでその上に小さいライ麦パンが乗っかっているリッチなサンドイッチ。コーヒーも面白い味だった。
オーナのTomさんの自慢の自作の絵を沢山見せてもらった。
「日本の仏像」(土門拳)で取り上げている大和関連の仏像を紹介しておく。公開日程を追加した。
土門拳の写真から構成された「日本の仏像」の中で京都に関連するもの紹介する。改訂版である。公開情報も併せて載せる。
翻訳の問題が話題にでたので有名な誤訳を紹介しておく。
① John is eager to please.
② John is easy to please.
この二つ文は表面的には似ているが、意味は全く異なっている。これらを以下のように訳した例がある:
① ジョンは喜びたがっている。
② ジョンは容易に喜ぶ。
pleaseでは他動詞の目的語は何かという点が問題になる。
①ではそれはothersであり、②ではJohnである。②は
It is easy to please John.
となり、「ジョンを喜ばすのは簡単だ」と訳せる。①は「ジョンはほかの人を喜ばすことに熱心だ」となる。
Helen MerrillのYou’d be so nice to come home to.がなかなかいい。ジャズの話である。ハスキーな声に特徴がある。共演のClifford Bownのトランペットも素晴らしい。
ところでこの題名You’d be so nice to come home to.はどうゆう意味なのであろうか?
中村保男著:「名訳誤訳」によれば、この最後のtoが曲者である。
【誤訳一例】
「帰ってくれたら嬉しいね。」
You’d be so niceはYou would be so niceの仮定法だから「あなたは素敵だ。」と訳せる。to come home toはto come homeの意味であなたが家に帰ってくれることの意味に取れる。しかし最後のtoは無視されている。
【正解】
You’d be so nice to come home to.
は
It would be so nice for me to come home to you.
と展開できる。これならば誤解なく訳せる:
中村氏の訳は
「あなたの待つわが家がほしい」
「フンコロガシは風を読んで直進」という題名の記事が朝刊に載っていた。
南アフリカのサバンナに生息するフンコロガシは風向きを頼りに糞を運ぶ方向を決めている。
これまでフンコロガシは象などがした糞を小さくちぎって丸くして後肢で蹴ってほかのフンコロガシの取られないように地下の安全な場所(巣であり卵もある)に一直線に運ぶが、その経路は太陽、月そして天の川の位置を頼りにしていることが分っていた。
太陽が天頂にあったり曇っていて太陽が利用できないといはどうなるか?
スエーデンのルント大学の研究者たちは風向きの情報を使っていることを見つけた。風向きそのものは巣の方向と直接に繋がっていないが、この情報を天体の位置の情報を基に把握しなおすと風向きは貴重な方向情報になる。
風向きが途中で変わると、変わったとは認識しないで元の風向きに対して取っていた方向を新らしい風向きに対しても採用する。つまりこの風向きの変化に対応する(この場合は巣には辿りつけない)。
仙台青葉区北山に資福禅寺という寺があるが紫陽花で有名な寺である。先日(6月20日)に紫陽花を見よう行ってみたが、紫陽花はまだ早かった。しかし画像で見るように大輪の「たいさんぼく」の花が咲いていた。
ところでこのたいさんぼくは「泰山」に因んで付けられた名前かと思っていた。だから原産は中国かなと思いきや原産地は北米である。Magnolia grandifloraと言い、大輪の花らしい学名が付いている。
「日本の仏像」(土門拳)で取り上げている大和関連の仏像を紹介しておく。