Pythonプログラムを実行するためには手元にあるコンピュータ(Windows, Mac, Linux, etc)にPythonインタプリタをインストールしなければならないが、そんな面倒なことをしないでもPythonプログラムを実行することができる。それがPythonAnywhereのサービスである。使い方を簡単に紹介する:
(1)アカントを作成する。有料のアカントもあるが無料のアカントもある。無料のアカウントの制限はファイル保存領域が100BM上限、同時の開けるコンソール画面が二画面が上限であるが、試みにPythonプログラムを実行する上では問題なしである。
(2)ログインする。成功するとダッシュボード(総合案内)画面が現れる。全てが簡単な英文である。
(3)コンソール画面を一つ出す。ダッシュボード画面の左下にあるConsoleボタンを使ってコンソール画面を出してみる。このコンソールはPythonをインタラクティブ・モード(会話モード)で使うための画面である。選択すると画面が変わってコンソール画面になる。
ただし日本語は使えない。
(4)Pythonプログラム実行する。ダッシュボード画面の右上にある’FILE’ボタンを選択する。画面が変わってファイルの設定画面にある。新規(new)ファイルの作成を選択すると、エディターの画面にある。プログラムを作成する(日本語も使える)。完成したら右上にある’RUN’ボタンを押す、そのファイルが保存され実行される。実行結果はエディターの下に出るこのファイルに固有のコンソール画面に表示される。一例を示す:
(5)これでPythonプログラムが実行できるようになった。別のプログラムを作ってみる。’RUN’ボタンを押すと「コンソール画面の超過」と怒られるが、ダッシュボードを開いて先のプログラムで使ったコンソールを削除すれば新たにコンソール画面が使える。
以上のような使い方になる。
付記:WEBブラウザによってはコンソール画面がでないものもある。そのブラウザが使っている「拡張機能」が原因らしいが特定していない。このような場合はブラウザを変更してみるとよい。