核兵器禁止条約締約国会議3月に:条約への賛否脇に置き一緒に非人道性考える

元旦の新聞の記事のタイトルである。

第1回締約国会議が3月22~24日にウィーンで開かれる。記事では議長を務めるオーストリア外務省のアレクサンダー・クメント軍縮局長の発言を伝えている。

ー核保有国は禁止条約が「分断をもたらす」と批判しているが。

完全に間違っている。分断は禁止条約が初めてつくりだしたものではない。世界をみると核があることこそが脅威だと思っている国が多数ある。禁止条約はそのような不安に応えてできたものである。一方核保有国は核を段階的に削減すると約束しながら今までそれをしてこなかった。分断の責任は核保有国にある。