伊豆諸島の自然(4):砂漠で“宝石探し”

伊豆諸島の記事のシリーズの最後は「砂漠」の話である。

大島のは日本で唯一の「砂漠」がある。三原山の山頂から裾野へと広がる火山活動で誕生した「裏砂漠」(裏の意味は大島町からみて三原山の裏)がそれである。黒色の小さな火山噴出物(スコリア)でできていて歩くとザッザッと音がする。

 

 

伊豆諸島の自然(2):島覆うツバキ20万本

今朝の新聞の記事のタイトルである。

伊豆諸島の一つである利島(としま)は敷地面積の80パーセントを20万本のツバキで覆われている。江戸時代はツバキ油を年貢として納めていたという。島の基幹産業である。

ツバキの品種はヤブツバキで晩秋から初春にかけて花をさかせ、初夏から秋にかけて実を太らせる。落ちら実を一粒一粒拾い集め島の製油センターで採油される。

ツバキの段々畑はこの島の独特の景観である。

郷愁の詩人:与謝蕪村

先日食事のときに俳句が話題なり与謝蕪村が頭をよぎった。一時よく与謝蕪村を読んでいた。

  • 「郷愁の詩人:与謝蕪村」(萩原朔太郎著:岩波文庫)
  • 「詩人与謝蕪村の世界」(森本哲郎著:講談社学術文庫)
  • 「蕪村俳句集」(尾形仂校注:岩波文庫)
  • 「蕪村句集」(玉城司訳注:角川ソフィア文庫)
  • 「俳人蕪村」(正岡子規著:講談社文芸文庫)